"I'm Muslim No #Valentinesday"キャンペーン
レプブリカ・投書欄(2015年2月10日)

2月は若者たちの日と思われているが、これは世界中で盛り上がる祝いの日、すなわち2月14日のバレンタインデーが理由だろう。

このため、ミニマーケットやスーパーなどで、バレンタイン用のチョコレートや花などの様々なプレゼントが盛大に販売されていたとしても驚くにはあたらない。しかし、この祝いの日において、フリーセックスの傾向が次第に顕著となってきている。あるデータによれば、毎年バレンタインには複数の地域でコンドームの売り上げが40-80パーセント上昇し、時には売切れることもあるという。コンドームをおまけにつけたチョコを販売するミニマーケットやスーパーを見かけることがあるのもこのためだ。

悲しむべきはその買い手が中学生や高校生などの子どもたちであることだ。だからこそ、ソーシャルメディア上ではバレンタインを拒否するキャンペーンが次第に盛り上がりを見せる。とりわけ、ムスリムたちは「I'm Muslim, No Valentinesday」というフレーズを使ってキャンペーンを繰り広げている。

ムスリムにとって、この祝いの日は他宗教の模倣という性質を持つばかりか、我が国の若者世代への悪影響も計り知れない。本来であれば、彼ら若者こそがこの国の将来を担うべき存在であるのだが。

ジョグジャカルタ・ムハマディヤ大学学生

Republika, 10 Februari 2015
Kampanye "I'm Muslim No #Valentinesday"

【管理人コメント】
インドネシアのイスラーム系新聞に掲載された同国のバレンタイン事情に関する投書。文中にあるコンドームの売り上げ激増、およびコンドーム付きチョコレートの販売地域・規模に関する詳細は不明。情報をお持ちの方、ぜひご一報を!