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インドネシア雑記帳

ブログ「インドネシア人の本音」別館-インドネシア・メディア翻訳+管理人のアッチョンブリケ(備忘録)

タグ:死刑問題

3月3日火曜日朝、オーストラリア・シドニーのインドネシア総領事館が見知らぬ人物に襲撃された。この人物は血のような赤色の液体が入った風船を数個、在シドニーインドネシア総領事館前の地面に投げつけた疑いがもたれている。インドネシア領事館はすぐにこの出来事を通報した。現地警察が直ちに包囲網を敷き、現場周辺の警備に当たった。デイリーテレグラフ紙によれば、ニューサウスウェルズ警察当局はその赤い血に似た液体は危険物ではないとしているという。監視カメラの映像から、ひとりの女性が複数の風船をインドネシア総領事館前の地面に置き、ひとつずつ踏み潰していったと判明した。それらの風船には血のような赤色の液体が入っていた。女性の行動はおよそ5分にわたって行われた。 ...

この題名-省略せずに書けば「インドネシアは他国へ屈するべきなのか」となる-は今回の社説を書くにあたって、あえて使用したものだ。この題名の選択はブラジルとオランダによる大使の召還を念頭に置いている。麻薬事件に関与した6人の死刑囚に刑が執行されると、両国は駐インドネシア大使を本国へ召還した。6人の中にはブラジル人のマルコ・モレイラおよびオランダ人のアン・キィム・スイという2人の死刑囚が含まれていた。ブラジルのジルマ・ルセフ大統領による大使召還の決定は、国内の要求や利益をにらんだものだろう。大統領は自国民がどこにようとも保護するという姿勢を打ち出した。ブラジルと同じく大使の召還を行なったオランダ政府も同様の姿勢を示している。 ...

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