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インドネシア雑記帳

ブログ「インドネシア人の本音」別館-インドネシア・メディア翻訳+管理人のアッチョンブリケ(備忘録)

カテゴリ:国際

スシ・プジアストゥティ(Susi Pudjiastuti)水産海洋大臣が日本の漫画に登場した。このキャラクターは日本の漫画「ゴルゴ13」のエピソードのひとつに描かれた。インターネット上で拡散された情報によると、このエピソードではインドネシアにおける麻薬密輸の問題が描かれている。話題となった場面では、ある政府関係者が記者たちから取材を受けている。この人物がインドネシア領海内に侵入した違法漁船を爆破しようとしているためだ。 ...

韓国における日本軍の性暴力問題が両国関係に再び摩擦を生じさせている。日本政府は先週、駐韓大使と釜山総領事を一時帰国させると同時に、経済協力に関するあらゆる協議を中断した。これは、第二次世界大戦時に日本軍による性奴隷の犠牲となった女性を支える活動家が釜山の日本総領事館前に慰安婦像を設置したためだ。 ...

9月3日木曜日、中国は第二次世界大戦終結70周年の記念日に自らの軍事力を示した。中国は中距離弾道ミサイルDF-21dやその他の弾道ミサイルを含めた兵器を披露することで自らの軍事力を誇示した。だが、実際には中国が強大な軍事力を有することに特筆すべき点はない。2014年に世界第2位の経済大国となった同国にとって、巨額の軍事予算が割り当てられるのは当然のことであるためだ。 ...

1995年のアジア・アフリカ会議の成果であるバンドン十原則は、急速な勢いで駆ける現代世界にあって、今もなお意味を持ちうるのだろうか。こうした疑問が浮かぶのも当然のことだ。AA会議は60年前に開催された。当時の世界情勢は現在とは全く異なる。世界は二極体制、すなわち東西陣営、共産主義と資本主義に支配されていた。帝国主義や植民地主義の影響もまだ色濃く、数多くの国では独立を果たせぬままに、貧困、無知、不平等が広がっていた。人種差別を理由とした多くの対立も発生していた。 ...

1964年7月21日、シンガポールは祝賀ムードに包まれていた。数千人のマレー系の若者たちが預言者ムハンマド生誕を祝うために、その日の朝からパレードを開催していた。日が沈み始めると、辺りの様子が騒がしくなった。その時、マレー系の若者の一団が、道端でパレードを見ていた中国系の若者と小競り合いを始めていた。 ...

インドネシア主要各紙はリー・クアンユー氏の死去をどのように報じたのか。3月24日付けストレイツ・タイムズ(電子版)に興味深い記事を見つけた。同記事では、リー・クアンユー氏の死去を1面で報じたマレーシア、タイ、インドネシア、中国、インド、フィリピン、韓国、オーストラリア、アメリカの主要各紙(日本はなし)に関する簡潔なまとめが掲載されている。詳細は以下のリンクを参照して頂くとして、ここではインドネシア関連部分を引用してみよう。 ...

リー・クアンユー氏を失ったのはシンガポール国民だけではない。世界もまた同時に、このカリスマ性かつ先見性に富んだシンガポール建国の父を失った。リー氏(91)は今年2月上旬に肺炎で入院し、昨日月曜未明に息を引き取った。彼が残したものは、発展した経済と規律ある未来志向の社会を持つ国だった。 ...

驚くべきニュースが舞い込んだ。マーク・リッパート駐米アメリカ大使が韓国の政治活動家である金基宗(キムギジョン)容疑者に刃物で切りつけられた。今回のリッパート大使に対する襲撃事件は受け入れ難い。これはとりわけ3月5日木曜日、リッパート大使が朝鮮半島統一をテーマとした会合に出席した際に襲撃されたためだ。親北朝鮮派の活動家として知られる金容疑者は事件の発生後、ただちに身柄を拘束された。 ...

3月3日火曜日朝、オーストラリア・シドニーのインドネシア総領事館が見知らぬ人物に襲撃された。この人物は血のような赤色の液体が入った風船を数個、在シドニーインドネシア総領事館前の地面に投げつけた疑いがもたれている。インドネシア領事館はすぐにこの出来事を通報した。現地警察が直ちに包囲網を敷き、現場周辺の警備に当たった。デイリーテレグラフ紙によれば、ニューサウスウェルズ警察当局はその赤い血に似た液体は危険物ではないとしているという。監視カメラの映像から、ひとりの女性が複数の風船をインドネシア総領事館前の地面に置き、ひとつずつ踏み潰していったと判明した。それらの風船には血のような赤色の液体が入っていた。女性の行動はおよそ5分にわたって行われた。 ...

この題名-省略せずに書けば「インドネシアは他国へ屈するべきなのか」となる-は今回の社説を書くにあたって、あえて使用したものだ。この題名の選択はブラジルとオランダによる大使の召還を念頭に置いている。麻薬事件に関与した6人の死刑囚に刑が執行されると、両国は駐インドネシア大使を本国へ召還した。6人の中にはブラジル人のマルコ・モレイラおよびオランダ人のアン・キィム・スイという2人の死刑囚が含まれていた。ブラジルのジルマ・ルセフ大統領による大使召還の決定は、国内の要求や利益をにらんだものだろう。大統領は自国民がどこにようとも保護するという姿勢を打ち出した。ブラジルと同じく大使の召還を行なったオランダ政府も同様の姿勢を示している。 ...

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